「9月10日(火)」グリムゼル峠へ(ポストバスの旅)

定期路線バスで黄色い車体とホルンのマークが特徴のポストバス。鉄道ではカバーしきれない山深い村や 峠越えのルートを結ぶ路線で活躍しています。
急カーブの連続で運転手が鳴らす独特のホーンを聞きながら、切り立った山々や氷河などダイナミックな景色を車窓から眺めるというのは個人旅行の醍醐味とも言えます。
峠越えとして有名なフルカ峠、スステン峠、グリムゼル峠、今回折角GAカード取得したのでこれすべて制覇したかったのですが、滞在したホテルからではかなり無理ということがわかり、過去に一部乗車したことがあるスステン峠とフルカ峠はパスしてグリムゼル峠一本に絞りました。

当初9月6日に行こうとインターラーケンオスト駅まで来て、マイリンゲン行の乗り換えで失敗し、行先を変えた因縁のコースです。今回もトラブル続き、ハラハラの行程でした。

7:23 ここはブリークからは不便なところですが、朝は学生などたくさんの人たちがバスに乗るため集まってきます。
7:24 子供たちはスクールバスと一般のバス両方に分かれて乗ってます。行先が違うのでしょうか?
7:56 ブリーグ発ロマンスホルンに乗ってインターラーケンオストまでいきます。
9:09 インターラーケンオスト駅前のマイリンゲン行バス停です。ここに待っていたら目の前をマイリンゲン行のバスが止まらずに通過していきました。予定の時刻にです。後で近くの人に聞いてわかったのですが、マイリンゲン行の停留所はここでなく別の場所にいどうしてたみたいです。焦りました。少し時間に余裕を持たせていたので何とかなりました。
9:11 駅より通りを隔てて少し離れたとても分かりにくいところに移動していました。その近くに係の人みたいな人がいて聞くと、
ここで待てと。そして今日はグリムゼル峠は天気が悪いからマイリンゲンからのバスは運行していないかもしれない、わからないと言いました。
ここまで来て、それも前回失敗してのリベンジ、引き返すわけは行かないと出たとこ勝負で先に進むことにしました。
9:46 マイリンゲンまではブリエンツ湖を右手に見ながら列車と同じ方向で進んでいます。
9:57 列車でもよかったはずなのに、なぜわかりにくいバスを選んだのか、今でもわかりません。
10:01 ブリエンツのバス停通過。

グリムゼル峠越えポストバス  2つ目の湖まで

10:43 10:50発のマイリンゲンからのグリンゼル峠越えルートのポストバスです。午前中は9:25発との2本しかありません。何とか運行されました。乗客は多いです。
峠ルートには入る前の小さな村々の美しい景色が車窓から見えるはずでしたが、あいにくの霧で時々しか見れません。
11:35 標高が高くなってくると水力発電所などの工事現場が見えてきます。

バスが運行されるかどうかと心配されてた通り、折角の絶景ルートも霧で覆われてほとんど何も見えません。車窓はこんな中よく運転できるとドライバーさんのスキルに感心するとともに、このまま止まったらどうしようとの不安も湧き出しました。こんな日が普通ではないはずですから、やっぱりドライバーさんも緊張されていたと思います。

峠に近づくにつれ、3つの湖が現れます。一つ目のダム湖・レーテリッヒスボーデン湖Räterichsbodensee、二つ目がもっと大きなグリムゼル湖Grimselsee、ここまではノンストップで広い道路を進みますが、グリムゼル湖で道をそれ、ぐりぬゼル湖を左手に見ながら石造りのグリムゼルホスピスGrimselHospizというホテルに向かいます。ここにバス停があるのでホテルのお客さんが利用するのでしょうね。
霧でほとんど周りが見えないまま奥に入って行くのでスリルがありました。
ここまでの、景色がよくわからない動画です。

3つ目の湖、トーテ湖(死の湖)Toteseeに到着しました

ここが峠の頂上で分水嶺になっています。バスはここで少し休憩します。本来なら谷の反対側にヴァリスアルプスの風景が美しく広がっているはずなのですが、写真の通り止まっているバスだけしか見れません。
Googleマップのペグマンさんに本来の風景を見せてもらうと、こんなに素晴らしい景色が広がっています。ちょうどトラックあたりにバスが泊っているのです。

Googleマップから切り取ったもの
11:48 ホテルから道路を隔てて反対側が湖
11:48 湖がどちら側にあるのかさえ分かりませんでした。

峠を過ぎてから

12:06 トーテ湖を少し過ぎたところのホテル前通過。

終点・オーバーヴァルトに到着しました。

12:29 10:50発で1時間50分、予定到着時間1分前にオーバーヴァルトに到着しました。ドライバーさんご苦労様でした。この駅は冬の間は閉鎖されています。バスも夏の間だけの運行です。お天気がよかったらなあ、と思いました。
12:29 このバスは12:50発で折り返し運転になるはずです。
13:28 オーバーヴァルトで持参の弁当を頂き、帰ります。列車からの車窓をゆっくり楽しみました。

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