「9月14日(土)」ウルンエッシュ(牛の牧下り)とザンクト・ガレン

牛の牧くだり

スイスでは、夏になると高原の牧草地に家畜を移動させ、秋になると麓に下ろすという習慣が何世紀もの間続けられてきました。
夏の期間は、約40万頭のウシ、20万頭のヒツジに加え、ヤギやアルパカたちが全国にある山の牧草地で過ごしているのだそうです。

「牧くだり」とは、牧童や牧夫たちが伝統衣装を着て、夏に山岳エリアで放牧されていた牛たちを麓へ連れて下りていくお祭りのことです。

一年に一回、それも限られた地域でしか行われないお祭りがちょうどアパートから2時間くらいで行ける「ウルンエッシュ」で開催されるというので、出かけることにしました。

8:33 アパートから3分のバス停留所。
9:06 ルツェルンとザンクト・ガレンを直行で結ぶフォアアルペン・エクスプレスに乗車します。地方の美しい山や湖の数々が一度に味わえる魅力的な鉄道ルートです。予約も追加料金もなく気軽に乗れます
9:21 絵のような風景が車窓に広がります。空が青かったらもっとよかったのに。
9:52 ヘリサウで乗り換え、この駅は大型工事中で乗り換えホームへ行く通路がわからずもたもたしてしまいました。
9:59 ヘリサウからはアッペンツェル鉄道のかわいい電車に乗り換えます。
10:20 ウルンエッシュに着くと皆さん同じ方向に歩いて行くので後ろをついていきました。
10:26 道路に沿ってもうすでにたくさんの人たちが牛のパレードを待ち構えていました警備員さんの服装も楽しいですね。
10:26 街の中心にはどこにでも教会があります。
10:30 教会の前にある観光案内所です。

皆さん道路沿いで並んで待っていますが、なかなか牛さんたちが来る気配は感じられません。
近くに観光案内所があったのでそこで聞いてみると、牛が何時に降りてくるかわからない、ということでした。

今の時代、どこを通過などすぐに調べればわかると思うのですが、それは私が思うこと。仕方ないのでぶらぶらして待つことにしました。やがて小雨が降りだし寒くなってきて、前にフランクフルトを焼いているお店があったの、あったかい大きなフランクフルトを買って頰張りました。
10:53 フランクフルトを買ったらパンは無料で食べ放題でした。
10:56 ついに待ち人来たらずです。先頭の牛さんはとても重そうなカウベルを首に下げて山から下りてきたのでしょう。可哀そうな気がしました。

この後まだ後続の牧くだりがあるのでしょう、見物の皆さんは移動しようとしなかったのですが、私たちは雨も降るし近くで開催されているファーマーズマーケットを一巡してここを去ることにしました。

11:10 マーケットが開催されている広場はこのように身動きできないほどの混雑ぶり。天気も悪い中、皆さんほんとにタフです。
11:10 リュックを担いでいる人もたくさん、旅の途中に立ち寄られたのでしょうね。
11:32  正面に見えるのがフォアアルペン・エクスプレスが通るザンクトガレン線です。右側の方にヘリサウ駅があります。私たちはこれからヘリサウ駅で乗り換え、右方向のザンクトガレンへ向かう列車に乗ります。

ザンクトガレン修道院へ向かいます

スイスの東部にあり、ドイツとの国境でもあるボーデン湖に近い歴史的な町ザンクトガレン。
バロック建築の傑作といわれる大聖堂や教会、ロココ調の美しい広間が印象的な修道院付属図書館、世界最古の建築設計図や約17万冊を誇る貴重な蔵書が評価され、1983年に世界遺産に認定されたザンクトガレン、中世の面影が漂う旧市街も楽しみに出かけました。

12:05 ザンクトガレン駅を出た大通りの広場重厚な建物はドイツに来たみたいです。
12:05 その真ん中にこんな水飲み場が
12:12 通りの建物は中世の面影を感じます。
12:17 建物には絵が描かれていたり、出窓の装飾が目立ちます。
12:17 この出窓の装飾、凝ってます。長い時間をかけて説明されてる方がいました。
12:19 ドイツの木組みの家を思い出します。観光案内所です。
12:20 観光案内所のすぐ目の前がザンクトガレン修道院です。
12:21 修道院側から見た観光案内所方面
12:23 1983年に世界文化遺産に認定されたザンクトガレン修道院です。バロック建築の傑作といわれる美しいものです。
12:44 修道院の中に併設されている付属図書館の入り口。扉が重厚です。
12:45 内部の美しいロココ調内装は圧巻。天井がすごい!壁面には16万冊も超えるといわれる貴重な蔵書物がびっしり並んでいました。
12:46  大きな地球儀が展示されていました。ミイラの棺なども展示されていましたが、撮影禁止でした。
13:07 建物の地下には中世からのこの街の歴史を学ぶことができる資料館がありました。 
13:52 修道院を後にして、ザンクトガレンのオールドタウンを観光します。
13:59 シュタットラウンジ /Stadtloungeと言われるところです。
駅と修道院のちょうど中間あたり、辺り一面がレッドカーペットで覆われたように見えますが、コンクリートで固められています。この日は人通りがありませんでしたが、椅子や固いソファーに座った写真がありましたので休日などはくつろげる場所になるのかもしれません。
14:10 ザンクトガレン駅 この時間は私たちにとってもうアパートに戻る時間です。
15:39 列車から見るこの風景、ずーっと続いているんです。見ていると視力が回復されるのではと思うように感動します。
15:55 パノラマ車両、フォアアルペン・エクスプレスでアパート近くの途中駅、ラッパーズ・ヴィルに到着しました。バスに乗り換えて帰ります。

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