2分割してのバルセロナ滞在、前半は3泊、後半2泊を楽しんでいよいよ次の地ヘルシンキへ移動します。中でポルト2泊、リスボン2泊で少しあわただしかったのですが、それなりに街歩きを楽しみました。
バルセロナ空港を利用するのは4回目、第1ターミナルと第2ターミナルがありそれぞれのターミナルがとても離れているので、次に利用するときはターミナル間の移動時間も十分検討することが大事だと思いました。
バルセロナ空港のラウンジ
バルセロナ空港を10:05発で、ヘルシンキには15:00に到着予定のフィンランド航空利用です。朝早かったのでホテルの朝食をどうしようかとフロントに相談したところ、弁当が準備できるとのことでした。いいホテルです。でもその後よく考えて、空港に着けばラウンジがあるし、ということでお断りしました。
ホテルからはすぐそばのメトロに乗り、もう勝手知ったる悠々移動です。
チェックインもなんの問題もなくスルーしてラウンジへ。
ラウンジ入口の航空会社の表示を見るとJALがありません。今回はFINAIRなので利用には問題ありませんが、日本の航空会社を利用する人は?と一瞬考えました。
その後調べてみたら、日本とスペインの間には直行便の運行がないのですね、乗り継ぎが必要でした。
このラウンジは、2013年には世界最優秀ラウンジ賞を受賞していたということで、広々としていてワインなど飲み物も豊富、ゆっくりくつろぐことができました。



フィンランド航空の機内食
スペインとフィンランドの時差は1時間、フィンランドが1時間進んでいます。
機内での搭乗時間は3時間55分、それでもこんな食事の提供がありました。
ごてごてしてなくてとてもおいしかったです。

空港から市内へは電車で
予約した滞在ホテルはヘルシンキ中央駅のすぐ傍(と思っていましたが、違っていて大混乱しました)なので、選択の余地はなく列車移動です。
空港駅からヘルシンキ中央駅へ行く列車は、同じホームから右回り、左回りとたくさんあり、先に来た方に乗ればいいので迷うことはありません。約30分で中央駅に着きます。
乗った電車に驚きました。特急列車の一等車並みの豪華さ、トイレスペースも「広ーい」と思って感動していたら、なんとバリアフリー対応トイレだったようです。


滞在ホテルでトラブル、大ピンチ
ヘルシンキ中央駅に着いた時間は17時くらいだったでしょうか?
中央駅から予約した宿「ゴーハッピーホームアパートメント」(と思っていたところ)までは400mで歩いて5分とGoogleMapで調べていました。

ところがです。そこにたどり着いたらアパートメントらしい建物はなく、でもGoogleMapにちゃんと記載があるので間違いないし、とうろうろ。やっと小さな看板を見つけましたが、重そうなドアは閉まったまま。困ってしまってとうとうSkype電話を掛けました。
電話の先からは、「横のドアに鍵が下がっているから部屋の番号のカギを取り、部屋に行きなさい」というようなことを言われたようです。
なるほど、隣のドアにたくさんの南京錠がブラブラと下がっていました。でも私には部屋の番号が知らされていなかったのです。電話でうまく会話が通じるはずがなく、部屋の番号を聞いてないとだけ叫んでたら、そこの2階から一人の男性が顔を覗かせて、今行くからと降りてこられました。
この「ゴーハッピーホームアパートメント」とのトラブルの経緯
旅立ち初日に予約をキャンセルされた
そもそもこのアパートメントとのトラブルはこの時始まったものではありません。
予約は前年の12月30日にBooking.comで確定、ほぼ1年近く前です。到着日の14日前まではキャンセル無料ということでしたが、その14日前の10月26日、私たちがこの旅に出発した最初の日です。スマホに突然、Booking.comからこの宿の予約がキャンセルされたとメールが入りました。理由はクレジットの決済が拒否されたとのこと。
実はこの同じ日もう一件、サンフランシスコのホテルの請求があっていましたが、これは同じクレジットカードできちんと決済されていました。合計金額でしても決済を拒否される額でもなく、訳が分かりません。
ルンルン気分で出発したのに、初日からガーンです。
Booking.com経由でアパートメントにメールするも返事はなし。どうすることもできないまま、悶々としながら旅を続けざるを得ませんでした。
「ゴーハッピーホームアパートメント」を変更したくなかった
ヘルシンキは物価が高く、ホテルも軒並み高いものばかり。その中でヘルシンキ中央駅に近く(と思っていた)、Booking.comサイトで五つ星、写真の見栄えが良い、なのに料金が比較的に安かったので真っ先に予約したものでした。
決済不能でキャンセルされたことが納得いかず、どうしても予約を回復させたいとBooking.comサイト経由でアパートメントにメールを送りました。
全く返事がないので、5日間くらい毎日メールを送ったのです。
それでも返事がないので、とうとうskype電話を掛けました。翻訳機能を使いながらなのでうまく会話がつながらなかったけれど、メールで返事をするから、という回答に何とかこぎつけました。
それから2日後位にBooking.comサイト経由で返事が来た(Booking.com の予約はキャンセルになっていたけど連絡手段は使用可能だった)ので、予約を回復してほしいこと、決済手段がないので代金は到着時に払うこと、同じ部屋を同じ日に、ということで話はつきました。その時、代金はBooking.comサイトの割引がないということを告げられました。早期予約だったので28.11€の割引があったのでしたが。
割引がないのなら、あまり対応がよくないのでほかのホテルを探そうかとも考えました。Booking.com からはキャンセルになっているので新しいホテルの紹介がどんどん送ってきてました。
しかし、最初に自分が選んだホテル、という自負が消えず、そのままで行くことにしたのです。
ところが、再予約は成立したものの、それ以降の連絡が全くありません。ついに前々日になったのでさすがに心配になって、鍵の受け渡し方法の連絡を受けてないとのメールを送りました。返事がすぐ来ないので立て続けにメール送信しましたが、到着まで全く返事がなかったのです。そのまま地図上のところに行くしかありませんでした。
事務所でのやり取り
さて、現地事務所では2階から降りてきた恰幅の良い男性、一見強面で身構えました。入口で少しやり取りするもらちが明かず、結局中に入って話をすることに。
その男性はオーナーではなく、雇人だったようで、事情が全くわからないようでした。
2日前からメールしてるが何の連絡もないこと、鍵の番号は全く知らされてないこと、きちんと宿は確保されているかどうかとても不安だったことなどを告げて、キャンセル前の予約確認書を提出し、予約ナンバーで調べてもらいました。
予約確定の時に届いたメールは

私はそのメールに従い行動しています。
やっとキャンセルされている履歴から、オーナーに電話して事情が分かったようです。
その後、
・実際に宿泊する部屋はその場所から歩いて25分くらいのところにある。
(何ということ!!)
・前の道路をまっすぐだから歩いていくか?
(うす暗くなっている時間に、土地勘もないところをどうして歩いていけるの?)
・タクシーで行くなら呼ぶよ
(当然ですよ)
もう聞いていて二人とも怒り心頭、相手はどうしますか?というような態度。
時間が遅くなかったら飛び出していきたいところでしたが、外は夕闇が迫って寒々としています。
駅前のホテルがちらっと頭をよぎりましたが、でももう気力がありませんでした。
やむなく妥協してタクシー代を上乗せされた高い宿泊代を払い、タクシーを呼んでもらいました。
これから行くアパートの住所と彼の連絡用電話番号を手書きで書いた紙切れを一枚もらっただけ。領収書も手書きです。それだけでは安心できなかったので、私のスマホのGooglemapにこれから行くアパートの位置をマークしてもらいました。
タクシーにとんでもないところで降ろされた
事務所でタクシーを呼んでもらい、ドライバーに行先を告げるときに、くれぐれも間違えないように伝えてくださいよ、と何回も念を押したのに、私たちが降ろされたところは全く違うところでした。
紙に書かれている住所の最後は14番が正当なのに、降ろされたところの前のドアには4番と書いてありました。
すぐに気づけばよかったのですがタクシーが去った後だったので、もう、青ざめるだけ。
下はタクシーに乗ってヘルシンキ駅の横を通ったときの写真、17:40になっています。こんなに暗い。
しかも北欧フィンランドの11月9日。こんな時に知らない地、ネオンもないところで車から放り出されて、途方に暮れてる老人二人を想像できますか?


帰国してから実際どのような位置関係にあったのか、GoogleMapで調べました。
GoogleMapの「ストリートビュー」の人型アイコン「ペグマン」君が鮮明に案内してくれます。明るい日中であればもう少し対応ができたかもと思うと、いまだ持って憤りを感じています。



降ろされたところは人けも少なく、たまたま通りかかった人に紙切れに書かれた住所を見せて聞いてもわかりません。仕方ないのでドアに書かれた14番を探しにこまじいじが暗闇の中の路地を走る。スーツケースがあるので私は離れることもできず不安なまま立ち尽くす。探す方も不安、暗い路地の片隅でじっと待っているのも不安、その時間の長かったこと。その間で3組くらいの人に紙切れの住所を見せて聞いても、みんな懸命に教えようとしてくれるのですが住所ではどうにもなりませんでした。
そしてこまじいじがあきらめて帰ってきて、ふとスマホのgoogleマップにマークしていることを思い出しました。ナビができるのです。とその時にまた近くを通った人が、今度はスマホを覗いてはっきりとアドバイスしてくれました。なんでもっと早く気づけなかったのか、とっさの時にはいつもこんな間抜けになってしまいます。
距離にして600m、銀杏の落ち葉が散らばった道路をゴロゴロスーツケースを引いて、冷気漂う暗い夜道をとぼとぼと、悲惨極まりない姿でした。
そしてドアの前に14の数字を見つけたときの安ど感、ストンと力が抜けてしまいました。
それにしてもよくぞスマホの地図にマークを付けてもらったものです。これがなかったら到底たどり着くことはできませんでした。紙に記された住所だけではわからなかった。我ながらあっぱれ。
たどり着いた部屋にはバスタオルもなくて
18:18 やっとアパートの部屋にたどり着きました。寝る場所にありつけたことが奇跡のように感じました。本来なら事務所から車で10分くらいのところ、結局車から降ろされて30分近くうろうろしていたことになります。感覚的にはもっともっと長かったのですが。
部屋について、一息ついて、洗面所に行ったらタオルがない。どこを探してもないので、またまた心が騒ぎ出しました。紙に書いてもらった電話番号に電話をして、タクシーの間違いで大変だったことと、タオルがないことを告げました。すると、タオルは入口横の扉の中にある、ということだったので電話を切りました。
そして入り口横の扉を開けるとそこには掃除用具やアイロン台などが入っていて、見るに雑用具入れ庫みたいなところでした。そこの棚に黒い雑巾みたいなタオルが2枚たたんでおいてありました。でもこれは明らかに雑巾、さすがに堪忍袋の緒が切れた気持ちになりましたが、電話をかける気力も失せ、その晩は持参した自分のタオルを使用し、そこのタオルは足ふきマットにしました。



部屋の中はわりにきれいでした。引いてきたスーツケースの車輪には落ち葉の汚れがついていて部屋を少し汚したので、ティッシュで床と車輪をふいたり、腹の中はぐらぐらしてましたが、少しだけのモラルはまだ残っていました。、
早朝のトラムに乗れない
翌日の予定はエストニア・タリンへの一日観光です。早朝7:30発のクルーズ船・タリンク&シリラインに乗ってバルト3国のエストニア・タリンに向かいます。
このクルーズ船に乗る港がかなり離れたところにあり、朝も早いということで、宿から近いトラムの駅に下見に行きました。トラムの駅はそれほど遠くなかったのですが、駅に切符売り場(券売機)がないのです。通りかかった女性にトラムやバスの中で切符は買えますか?と聞くと買えないという。事前に切符を持ってないと乗れないのです。
もう、泣きっ面に蜂がってどころではない、呪われてる感じでした。
中央駅に近いところだと思い込んでいたので、券売機の扱い方はしっかり勉強していましたが、まさか券売機がなくて切符が買えなくて、乗り物に乗れないなんて。
女性はスマホにアプリをインストールしてそこから買いなさい、とアドバイスしてくれましたが、海外でアプリをインストールするにはSMSを受信できる電話番号が必要です。
結局諦めて、滅多なことがないと利用したくない「ウーバー」を使わざるを得ませんでした。



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