GAトラベルカードとは

ばばちゃん
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最高の魔法のカード
普通の暮らしの中でも、食べ放題、飲み放題、オールインクルーシブなどと、お金の追加を気にしないで好きなだけ飲食を楽しめるのが人気ですが、これの旅バージョンが「GAトラベルカード」。
「好きなだけ旅満喫」ってほんとにすごいですよね。
少々自信がなくなりかけた体力の点検感覚、元気を取り戻しました。

スイスはとにかく交通費が高い国です。
何も考えないで切符を買ってたら身動きできません。

そこで一定期間以上の滞在をする方は、鉄道乗り放題のスイストラベルパスを購入する方が多く、私たちも1回目の滞在時は初めてだったので1等の22日間を購入しました。
今は15日間が一番長いです。

2回目は、少しスイス事情も分かったので、宿泊するとその地域の山岳鉄道が無料になる滞在地を選んだりいろいろ知恵を絞って、スイスパスは購入しないでハーフフェアーカード(すべて半額になるカード)を購入しました。
長距離で乗る列車など、あらかじめ移動がはっきりしている列車のチケットは早めにweb購入すると割引価格があり、そこから半額になるのでかなりお得になります。

そして今回利用したのが「GAトラベルカード」。
スイスの最新情報についてネットサーフィンしていた時に偶然Oさんの掲示板に遭遇し、その存在を知りました。
いろいろと詳しく調べていくうちにすごいカードということがわかり、滞在中のプランはすべてこのカードをゲットすることを念頭に作り上げました。

でもこのカード、スイス政府観光局のホームページにも紹介がありません。
スイスの鉄道駅に行って「GAカード」と言っても、スイストラベルパスの案内しかしてくれませんでした。
sbb.ch(スイス国鉄の公式サイト)には掲載がありますが、海外旅行者が購入できるかどうかは不明だし、種類もいろいろあってとても分かりにくいです。
今回は取得にてこずりましたが、これがなかったら予定していた行程の半分も行動できなかったし、楽しめなかったと思います。
Oさんにはほんとに感謝です。

GAトラベルカードとは

GAトラベルカードは、簡単に言うとほぼスイストラベルパスと同じ内容の、鉄道・バス・遊覧船が無料で登山鉄道の割引もある1か月のトラベルパスです。

JRが時々キャンペーンで「〇万円で〇日間乗り放題」などと期間限定で発売したりしていますが、これにバス、船、一部の登山鉄道も含めて1か月乗り放題というものです。JR だと駅までは乗れてもその後は目的地まで行くのにまた交通費がかかります。スイスでは国内中張り巡らされたバス路線や遊覧船も制限なし、特急列車も普通列車も区別がありません。

私たちが知っている、スイストラベルパスの方は最高15日間で料金は2等で459スイスフラン、GAカードは1か月で440スイスフランです。

スイス政府観光局のサイトをはじめ旅行ガイドでもスイスの鉄道パスとして紹介があるのは、「スイストラベルパス」や「ハーフフェアーカード」くらいです。しかし、鉄道乗り放題のスイストラベルパスは最高が15日間、もし1か月利用するとなると2枚購入する必要があります。

交通費が高いスイスではハーフフェアーカード(半額カード)を購入する人が多いようですが、短期滞在者には1か月有効のハーフフェアーカード(半額カード)は期間によっては無駄が多いし、トラベルパスは短期になるほど割が悪いしで、高くても正規運賃割引を事前にweb購入するなどの方法を選ぶ人も多いでしょう。

観光の内容にもよりますが、移動の都度切符を買ったり、入場チケットを買ったりする煩わしさを考えると、このGA トラベルカードを知ったことは最大の収穫でした。

スイストラベルカード取得までの経緯

SBB(スイス国鉄)のwebサイトからオンライン申込できるようだったので挑戦しましたが途中から先に進めなくなって断念。スイスに到着して空港駅で手続するしかなかったので、ほんとに手に入れることができるかとても不安でした。
そしてスイスについて、チューリッヒ空港駅で順番待ちした後にサービスカウンターで購入の手続きを申し出ましたが、まさかの対応。結局その日は購入できませんでした。

チューリッヒ空港駅で断られる

チューリッヒ空港のSBBカウンターです。受付窓口はたくさんありますが、かなり待ちました。

  • (GA トラベルカードの1カ月物を、と言ったにもかかわらず、スイストラベルパスのリーフテットを出して)
    1か月はない、15日が一番長い。
  • (スイストラベルパスでなく、GA トラベルカードをください)
    GAトラベルカードは1か月はない。最低6カ月続けなければいけないし、それを月払いにはできる。でも6か月間払い続けなければいけないし、途中解約はできない。
  • (でもSBBの公式サイトには1カ月物の記載がある)

    このようなことを身振り手振りと片言の英語でやり取りしているときに、スイスに滞在中といわれる日本人の女性があらわれて
     ・GAトラベルカードは外国人は購入できない、
     ・自分も以前持っていたが、最近変更になって買えないのでハーフフェアーカードに変えた。
     ・どうしても1か月丸々必要ならハーフフェアーカードを購入するか、スイストラベルパスを2枚購入するしかない。

    私たちが困っていると思われたのでしょう。親切にアドバイスをしてもらいました。
    カウンターの女性も、そうだそうだという風に二人から攻められると、折角時間をかけて慎重に調べてきたことも自信がなくなって、外国人が買えなくなったのならどうしようもないな、としぶしぶあきらめるしかありませんでした。
    結局、ハーフフェアーカード(120フラン)と宿泊先のロイカバートまでのチケット(56.8フラン)を二人分購入してその場を後にしました。

Oさんにメールする

チューリッヒ空港駅で「GAトラベルカード」を購入できなくて、明日から1か月の計画をどうするか、それまで期待に膨らんでいたものが一瞬にして崩れ去っていきました。
とにかくチケットフリーの乗り放題ということで、精いっぱい範囲を広げて予定に詰め込んでいたので、それをそのまま遂行するとどうなるかは、容易に推測できました。
・半額といっても追加の交通費がすごい金額になる。
・チケットを毎日毎回購入しなければいけない。
・便数が少ないポストバス等に乗り遅れた場合、変更など柔軟に対応ができない。

この中でも一番の打撃だったのは毎回のチケット購入のわずらわしさでした。
我ながら諦めが悪いなと思いながら、どうしても購入できないことに納得いかないので、藁にも縋る気持ちでOさんにことの推移をメールしました。
するとすぐに、外国人が購入できないことはないはず、変更にはなってないはず、というお返事をいただきました。
その時の気持ちを今でもよく覚えています。嬉しかったこと。
多分もう一度駅に行っても簡単にゲットできるはずはないので、その夜は、どうすれば攻略できるかばかりを考えながらベッドにつきました。

ブリーク駅で再度GA トラベルカードを申請する

翌日、朝食を済ませるとまずアパートから1時間ほどのブリーク駅に向かいました。
宿からバスでロイク駅まで30分。そこでも買えたのかもしれませんが、昨日の経験から少しでも大きな駅の方がいいかと20分先のブリーク駅まで行きました。

そして同じようにカウンターで「GAトラベルカードを」というと、やっぱり、スイストラベルパスのリーフレットを出して何日にするかと。
これではなくて、1か月のGAカードを購入したいというと怪訝な顔。
でももうここでひるみません。
私が引き下がらないので、しぶしぶパソコンを操作して、そこでGAカードについて調べていました。その後奥の方に行って、別のGAカードが記載されたリーフレットを持ってきました。
正直なところ私も強気で粘ろうと思ってはいましたが、そのリーフレットが出てくるまではほんとに半信半疑だったのです。買えるんだとわかったときの嬉しさは、もうたとえようがありませんでした。
もともとはスイス国民向けのカードだったので外国人にも利用できることが十分周知されていないのでしょう。
空港駅でそうだから、外国人が購入しようとするにはかなりハードルが高い気がします。
クレジットカードで支払いを済ませて、無事仮チケットをもらいました。

GA トラベルカードの仮チケットです。
8月25日に申請して9月7日までこの仮カードが有効です。2週間ですね。
本カードができるまで10日くらいかかるそうです。
またこのブリーク駅で受け取ります。

使用済みのハーフフェアーカードを返納できた(返金があった)

さて、「GAトラベルカード」が手に入ったら昨日購入したハーフフェアーカードは不要になります。
しかしこの半額カードで、昨日空港から宿泊先のロイカバートまでの移動と今日、そのアパートからこの駅までの移動に都合2日間使用してます。
本来、昨日の空港駅でちゃんと購入できてれば、ハーフフェアーカードも2日分の移動費も不要だったもの、それだけでも、374.8フラン(42.000円ほど)が無駄になっています。
ここで厚かましいばあば魂発揮、昨日のいきさつを説明し、ダメもとでハーフフェアーカードを返納できないか聞いてみました。
駅員さんは事情を理解してくれて、10フランだけの差し引きで110フランの二人分を返金するがそれでいいかと言ってくれました。
普通なら未使用でも手数料取られるだろうし、使用済みなのでダメもとでも当然なんですが、この時は感動しましたね。
それまでのもやもやがいっぺんにすっ飛んでしまいました。

9月4日 本カードを入手した

10日過ぎるのを待って、ブリーク駅のサービスカウンターに行きました。
そして無事に本カードを受け取り、ホテルに戻りました。
次の作業は、いちいちカードを持ち歩かなくていいようにスマホのSBBアプリにカード情報を入力します。
主人はSBBアプリにまだ登録が済んでいなかったので、登録したらそのままGAトラベルカード情報も入ってきました。
ところが、ばあばはすでに登録済みだったので自分で追加情報の入力が必要でした。
そこで問題発生、カードに記載された10桁のID がどうしても認識されません。
その日はあきらめて、翌日またブリークのカウンターに行って入れてもらうことにしました。

駅のサービスカウンターでもGAトラベルカード情報がアプリにアップできない

仮カードを広げながら順番待ちしています
こんなに広いカウンターでも担当者は一人、この日は比較的お客さんが少なかったからでしょうか

翌日、その日の観光の帰りに、GAトラベルカード情報をSBBアプリにアップしてもらうためブリーク駅に行きました。
スマホとパソコンを使いながらいろいろ試みてもらいましたが、とうとうできませんでした。
ただカウンター越しに操作される手元を見て、なんの数字を入れてるかを観察していたら、郵便番号を入れるところがあって、そこに今滞在しているロイカバートの郵便番号を入力しているようでした。どうもGAトラベルカードを購入するときにロイカバート居住者ということで購入したみたいです。
そこで、またアパートに戻ってから自分で再度挑戦、郵便番号欄にロイカバートの郵便番号を入れていろいろしてたらついにアップができました。
駅ではなぜできなかったのだろう。
これでカードは持ち歩かなくてスマホのQRコードをかざすだけで1か月間オールパス、ばんざーい!!

GAトラベルカードはほんとにすごい

私たちが1か月間に使った「GAトラベルカード」、
チケットを買う手間が全く不要というだけでも私たち老体にとってはすごくありがたかったのですが、費用の面でもどのくらいの割引効果があったのか、帰国してからSBBプリで再確認しながら検証してみました。
そして期待通りすごい結果が出ました。

これ一人分なのです。
つまり、半額カード利用との差額が一人分で932.4スイスフラン。
二人分だと 932.4×2=1864.8フランにもなります。
期間中のレートは平均すると1フラン=175円くらいでしたから

  175×1864.8=326.340円  節約できたということです。

大きいですね。
交通機関乗り放題でなかったらこんな観光ルートは組めなかったと思いますが、思いっきり彷徨えて、感動でした。
改めてOさんに感謝です。

利用した山岳鉄道の無料区間

   ● シュトースバーン   (シュトースバーン-シュトース)
   ● リギ山鉄道      (ヴィッツナウ-リギ、アルト・ゴルダウ-リギ)
   ● シュタルザーホルン  (シュタンス-シュタルザーホルン)
   ● ミューレン      (ラウターブルンネン-グリュッチアルプ-ミューレン)
   ● ウンターベフ     (ラーロン - ウンターベフ)
   ● ヴェルコリン     (シャレー - ヴァルコリン)      
   ● クラン・モンタナ   (シェル - クランモンタナ)
   ● ベラルプ       (ブラッテン - ベラルプ)

   スイストラベルパスでは半額適用がGA カードでは無料区間
   ● リーダーアルプ   (メーレル - リーダーアルプ)
   ● ベットマーアルプ  (ベッテンテレステーション - ベットマーアルプ)
   ● フィッシャーアルプ (フィエッシュ - フィエッシュアルプ)

               

コメント

  1. マツナガ より:

    すごい大作ですね。やっと時間ができそうで ゆっくり楽しませていただきます。ラッキー

    • dankaimama より:

      私のホームページを読んでいただいてありがとうございます。
      年齢が年齢ですので、ぼちぼちの旅です。
      私もたくさんの方のサイトを参照させていただきながら、旅のヒントを頂いて自己流の旅を楽しんでいますので、
      何か一つでも私たちの経験が誰かのお役に立てればいいなとの思いでホームページをつづっています。
      マツナガさまも旅がお好きの方なのですね。
      是非よかったら旅のいろいろを教えてください。

      ありがとうございました。